「春袷」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「春袷」について
【表記】春袷
【読み方】はるあわせ
【ローマ字読み】haruawase
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「は」で始まる春の季語
・「春の生活」を表す季語
・「三春」に分類される季語
月ごとの分類
春袷を含む俳句例
春袷白き手にある躾糸/今泉貞鳳
咳去つて身体軽しや春袷/水内鬼灯
春袷人中に眼を偸み見る/飯田蛇笏
母ならぬ身に紐つよく春袷/井上雪
袖つめて誰にのこさむ春袷/林三栄
春袷とつつきにくき男ゐて/石川桂郎
春袷坂下り来れば小坪村/永井東門居
彌撒の花白き手にあり春袷/佐々木有風
春袷をとこ着こなし枳殻邸/玉出雁梓幸
行きずりの私語も柔らか春袷/大津信子
長生をあやまつてゐる春袷/大木あまり
そよそよと生きて来しなり春袷/山田みづえ