金髪に関連した俳句の例をまとめました。
金髪を含む俳句例
金髪の女眩しき巴里祭/加藤節雄
卒業の金髪少女日本の名/沢木欣一
秋祭金髪の子を捧げ行く/藤田湘子
金髪の女水兵ペリー祭/平田マサ子
金髪の娘を先導に荒神輿/栗山妙子
人中に春立つ金髪乙女ゆき/野澤節子
初稽古の防具の金髪国際校/伊丹公子
巣燕仰ぐ金髪汝も日本の子/古沢太穂
御来光いま金髪をかゞやかす/森田峠
炎だな寒土にきみの金髪は/山岸竜治
爆音や雪を噛みゐて金髪児/小池文子
足長の金髪少女苗木撰る/北市都黄男
金髪にして桃色の毛絲編む/京極杞陽
金髪の両肩濡れぬ燈の瀧に/古舘曹人
朴落葉いつより老いし金髪ぞ/堀口星眠
金髪に染めてみやうか春告鳥/森川恭衣
金髪のこゑ澄みうたふ雪の昼/堀口星眠
金髪の如く美し木の芽伸ぶ/阿波野青畝
金髪の抜毛が櫛に水冷たし/田川飛旅子
春愁の吾児金髪を欲しと言ふ/村中千穂子
俳句例:21句目~
金髪のごとく美し木の芽仲ぶ/阿波野青畝
金髪のたつのおとしご巴里祭/中村草田男
靡く金髪溶ける金髪乗馬クラブ/伊丹公子
鋭利な混血金髪アボリジニ暮れる/伊丹公子
月を来し弥撒のヴェールの下金髪/中戸川朝人
金髪に染め帰途は黒恋い雪積む樹々/寺田京子
金髪の児の胸白きカーネーシヨン/星野麦丘人
金髪は一代にして一夜の茜うぐひす/加藤郁乎