朱の鳥居に関連した俳句の例をまとめました。
朱の鳥居を含む俳句例
夕焼や夕山雉赤鳥居/一茶
焼芋や八坂神社の朱の鳥居/龍岡晋
春風や横町横町の赤鳥居/正岡子規
夏木立朱の鳥居の見ゆる哉/正岡子規
朱の鳥居千本くぐる朧かな/老川敏彦
鳥居をば朱の琴柱とし初松籟/林昌華
凩に置き忘られし赤鳥居/柴田白葉女
春雨によごれて黒し赤鳥居/正岡子規
春風や鹿の出て来る赤鳥居/正岡子規
末枯のはてや稻荷の赤鳥居/正岡子規
赤鳥居十まで数へ山眠る/渡辺喜代美
赤鳥居若葉の社古りにけり/正岡子規
雪舞ふや赤い鳥居を幾つ抜け/上村占
十月の街中にある朱の鳥居/岡村りつ子
頂上に朱塗りの鳥居鳥雲に/大原/雪山
田の中に赤き鳥居や秋うらら/邊見京子
箱庭のとりわけ赤き鳥居かな/三宅応人
大年や鳥居の朱ヶも靄の中/久保田万太郎
朱の鳥居くぐり且散る紅葉うけ/高木晴子
朱の鳥居朱なるは今日の雪待つため/林翔
俳句例:21句目～
朱もさびて一の鳥居は穂田の中/邊見京子
春闌くるビジネス街に朱の鳥居/和田耕三郎
田を植うる朱き鳥居の間際まで/山崎千枝子
蜂の巣やからびはてたる朱の鳥居/河東碧梧桐
