お前を使用した俳句

お前に関連した俳句の例をまとめました。

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お前を含む俳句例

人少きお前の様や青簾/正岡子規

老の身の重さお前も蟇/西岡正保

お前達四人の魂へ四つの瓜/佐野良太

俺お前みんな粒だぜ冬銀河/内山眠龍

寒雀お前も煤け隠るるか/金箱戈止夫

北窓開くおまへとは別れたい/如月真菜

お前たちなのそれとも秋風なの/友田郷道

二十億光年の偽証/お前のB型/星永文夫

おまへこそ遍路の水に氷浮く/佐々木六戈

ついてくる犬よおまへも宿なしか/山頭火

少年が「おまへ」と呼べる兜虫/品川鈴子

熱帯夜だつたおまへは眠れたか/佐塚半三

お前さんどこへ行くんじや彼岸花/伊丹三樹彦

おれの黍おまへの黍もよく焼けし/川島彷徨子

楡よ、お前は高い感情のうしろを見せる/加藤郁乎

子規庵のユスラの実お前達も貰うて来た/河東碧梧桐

卵よ卵よどんな世にお前はどんな位置にいる/橋本夢道

お前が死んでからも来る新聞を畳にひろげる/栗林一石路

煮やつこを食ふお前のうしろずつとあいとる/中塚一碧樓

お前を未だ知らざりし日々菜の花の千の訣別黄に乱れ咲く/佐佐木幸綱

俳句例:21句目~

街路樹の鈴掛に巣をつくりたる雉鳩よおまへは東京が好きか/山田富士郎