雪の朝に関連した俳句の例をまとめました。
雪の朝を含む俳句例
蠣殻の捨所あり雪の朝/車葉
つね憎き烏も雪の朝哉/松尾芭蕉
木屋町の旅人とはん雪の朝/蕪村
清く凄く雪の遊女の朝い顔/一蝶
ひごろ憎き烏も雪の朝哉/松尾芭蕉
まともなる雀の顔や雪の朝/上村占
借りよする鴬かごや雪のあさ/惟然
邯鄲の市に鰒見る雪の朝/蕪村遺稿
雪の朝無用の用をにくみけり/調和
たはれ女の頬先赤し雪の朝/松岡青蘿
梅柳の故人茶に又雪の朝朗/松岡青蘿
粕汁の一椀雪の朝発ちに/古賀まり子
葬る日の朝より雪の別れかな/安原葉
足跡の梅花なつかし雪の朝/高井几董
雪の朝二の字二の字の下駄の跡/捨女
雪の朝病者が残す魚の骨/田川飛旅子
雪の朝童子茶臼を敲くなり/黒柳召波
馬をさへながむる雪の朝哉/松尾芭蕉
かりよする鶯かごや雪のあさ/広瀬惟然
天上の椅子降りてくる雪の朝/あざ蓉子
俳句例:21句目~
雪の朝汽罐車が肩聳やかす/田川飛旅子
雪の朝独リ干鮭を噛み得タリ/松尾芭蕉
天上より椅子降りてくる雪の朝/あざ蓉子
また雪の朝より降るぞ痔もひゞく/石塚友二