精神を使用した俳句

精神に関連した俳句の例をまとめました。

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精神を含む俳句例

睾丸の精神赭し大旦/永田耕衣

精神のすり傷合歓の花開く/殖栗歩

精神は肉体である青葡萄/須賀典夫

番傘の精神のとこ破れけり/攝津幸彦

眼と精神鯰を塔婆で扼へる手/竹中宏

精神に近づき松の枝に触れ/鳴戸奈菜

精神を十個飛ばせり黄水仙/鈴木光彦

茨白し精神の歌の昧きとき/下村槐太

くちなわへ精神棒を一つ振る/武田和郎

ぼろ市さらば精神ぼろの古男/西東三鬼

熟麦の中きて精神ぼろぼろに/齋藤愼爾

犬疲れて駐車場に立つ精神/山本奈良夫

落紅葉こもれる鮒も精神せよ/安井浩司

軽口もたたき小春の精神医/築城百々平

みくまのの精神滝と現じたり/上田五千石

打撲傷こそむらさきの精神なれ/伊吹夏生

精神に利く湯なんばんぎせる咲く/岡田鉄

青駒をいつしんにみて精神書く/阿部完市

ジェット機で飛ぶ精神とかしわ餅/五島高資

精神、其は手を使はずに愛し合う/木村聡雄

俳句例:21句目~

精神はぽつぺんは言うぞぽつぺん/阿部完市

荒れ野ひとつ精神にひろがる酔ひ醒めやしばらく俺は荒れ野に遊ぶ/島田修三