秋櫻子忌に関連した俳句の例をまとめました。
秋櫻子忌を含む俳句例
浦上の沖に雲湧く群青忌/荒井書子
秋櫻子忌葡萄の露に指濡れて/瀧春一
旅にして遭ふ雨もよし喜雨亭忌/林翔
朝顔の五本仕立や喜雨亭忌/水原春郎
滝の声凜々と降る喜雨亭忌/岡田貞峰
烈々の陽も雄ごころや喜雨亭忌/林翔
雨ながら梢明るし喜雨亭忌/水原春郎
紫陽花忌橋下に雨の舟料理/吉田芙水
七月の夜空の潔さ群青忌/渡邊千枝子
歌舞伎座に今瀧の景群青忌/鈴木節子
朝顔の紺いさぎよし喜雨亭忌/水原春郎
群青へ滝こそひびけ喜雨亭忌/矢野聖峰
阿波藍の甚平なじむ喜雨亭忌/岡田貞峰
妙義岩壁雪をぬぐはず群青忌/堀口星眠
薄紅き酢漬けの生姜秋桜子忌/秋川ハルミ
ナイターの奇跡頼みや喜雨亭忌/白岩三郎
温顔のほかの師知らず喜雨亭忌/根岸善雄
炎天のわが影ぞ濃き喜雨亭忌/能村登四郎
蝉吟もかの日さながら喜雨亭忌/山岸治子
秋櫻子忌のけふ低からず梅雨の蝶/斎藤節子
俳句例:21句目~
紫陽花忌色なき夢に目覚めけり/徳田千鶴子
出雲には佳き菓子のあり紫陽花忌/長谷川史郊