螺旋階段を使用した俳句

螺旋階段に関連した俳句の例をまとめました。

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螺旋階段を含む俳句例

大寒の螺旋階段鉄の音/石川文子

燈台の螺旋階段掃納む/高橋紀代

秋蝶や風の柱の螺旋階/橋本榮治

炎天が螺旋階段上りけり/田中公子

螺旋階段昇る気泡質の男/高桑弘夫

灯台に螺旋階あり秋高し/池田秀水

螺旋階夜風と廻る巴里祭/伊藤京子

螺旋階登り屋上の鳩に逢う/三谷昭

寒月へのぼる靴音螺旋階/近藤甚之助

日傘売場次第に沈む螺旋階/佐野美智

螺旋階に音楽おこる春の館/伊丹公子

螺旋階尽き冬空まで昇れず/福田蓼汀

南風に逢ふまでくらき螺旋階/福永耕二

夕焼を追ふべくありぬ螺旋階/橋本榮治

いなづまに螺旋階段生まれけり/五島高資

螺旋階段凍てて靴音をこぼしける/有働亨

黒き手套はめつゝ螺旋階くだる/岸風三樓

螺旋階の少女ヘラヘラ顫える蜘蛛/久保純夫

銀杏黄葉踏み来てのぼる螺旋階/玉木/嘉一

螺旋階段カレーの辛き香へ降りる/多賀九江路

俳句例:21句目~

白息も身も片寄りて螺旋階/杉山やす子/『梅東風』