フォークに関連した俳句の例をまとめました。
フォークを含む俳句例
フォークもて食ふ鮟鱇や漱石忌/日原傳
新しきナイフとフォーク十一月/川崎展宏
水中にナイフとフォーク蝉時雨/折井紀衣
聖樹に灯フオークの先に帆立貝/山田弘子
草フォークで返す秋風通ひ農/平井さち子
このフォーク何時にても武器冬苺/山中蛍火
牡蠣に添ふ二つのみある銀フオーク/及川貞
秋天に授受や夫婦の草フォーク/平井さち子
秋深む銀のフオークに血がついて/藤岡筑邨
銀漢やナイフとフオーク触るる音/長谷英夫
渚のフォーク射されしままや三鬼の忌/石寒太
落葉には熊手ステーキにはフォーク/高澤良一
フォークの手止めこの国もちちろ鳴く/山本歩禅
落葉してつばめグリルのフォークたち/大隅優子
かりがねやナイフとフォーク両の手に/岩淵喜代子
ちる木槿ナイフ/フォークに軽いむらさき/渋谷道
ナイフ/フオークやけに光らせ万愚節/鍵和田ゆう子
何者にも非るものとならむためあなあざとナイフ/フォークをならふ/高橋睦郎