同窓に関連した俳句の例をまとめました。
同窓を含む俳句例
廃校に集ふ同窓鳥渡る/杉本寛
寒晴や松本深志同窓生/川崎展宏
ゆく秋の夕べ遠浅の同窓会/穴井太
冬ひばり葬の列尾は同窓生/中拓夫
同窓会果て菅公の梅探る/山田弘子
同窓会雪焼の顔遅れ来し/根岸善雄
木犀や同窓会に出向く道/高澤良一
桜餅みな児を忘れ同窓会/吉屋信子
熱燗や同窓会は寮歌から/安田直隆
鞦韆の月に散じぬ同窓会/芝不器男
同窓の大方は欠け床涼み/冨田みのる
同窓会の美しい嘘夏果てる/橋本純子
山焼いて来し同窓生と酌める/中拓夫
画同窓を怖る励精蚊帳の秋/久米正雄
皹を少し気にして同窓会/矢口由起枝
芙蓉淡々同窓会の日が近む/高澤良一
蜜豆や同窓会の果ててより/和田游眠
ひよんの笛鳴らす傘寿の同窓会/中山杲
冬耕の広き田に嫁し同窓生/猪俣千代子
同窓会まづは黙祷して秋の/いのうえ芙沙
俳句例:21句目~
帰燕またわが期古りゆく同窓誌/新明紫明