牡丹餅に関連した俳句の例をまとめました。
牡丹餅を含む俳句例
萩優るぼたもち寺の植込は/高澤良一
命婦より牡丹餅たばす彼岸かな/蕪村
梨腹モ牡丹餅腹モ彼岸カナ/正岡子規
牡丹餅の昼夜を分つ彼岸哉/正岡子規
藁苞に負ふぼた餅や神の旅/平賀扶人
子祭や寝て待てばぼたもちが来る/一茶
彼岸牡丹餅木曾義仲の墓前かな/下田稔
牡丹餅ノ使行キ逢フ彼岸カナ/正岡子規
ぼたもち寺寺門の萩に乱れなし/高澤良一
春泥をぬぐひて詣づぼたもち寺/高澤良一
不揃ひの牡丹餅とどくお中日/片山富美子
彼岸牡丹餅携ふに姑眠りをり/菅野イチ子
牡丹餅の粉がにほふ暮れの雪虫/太田鴻村
ぼた餅をほほばる日本語をほほばる/山口蒼
合格電話ぼた餅の手に汚したる/松倉ゆずる
おんめさまぼたもちさんと落葉浴び/中戸川朝人
ぼた餅の来べき空也初時雨/一茶/文化七年庚午
入りぼた餅明け到来の草団子/長澤母子草/『禅寺丸』
ぼた餅や地蔵のひざも春の風/一茶/文化十一年甲戊
