岨道を使用した俳句

岨道に関連した俳句の例をまとめました。

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岨道を含む俳句例

岨道に鶯聞くや馬の上/正岡子規

岨道の上り下りや滝の道/高浜年尾

岨道の家危うして若葉哉/正岡子規

岨道や匂へば仰ぎ栗の花/高濱年尾

岨道や折るともなしに蕨もつ/蝶夢

豁然と岨道ひらけ山法師/沢村芳翠

から駕の岨道戻る月夜かな/正岡子規

岨道にかゝり明けゆく山始/竹原梢梧

岨道に六方踏むややぶれ傘/高澤良一

岨道の高くかかれる朴の花/富安風生

岨道を横に駕舁ぐ紅葉かな/内藤鳴雪

旅人に吉野岨みち凍解かず/中村青峯

紅葉狩心もとなき岨みちを/松尾緑富

蔓手毬岨道細くなるばかり/松本秩陵

足かけて岨道崩すいちご哉/正岡子規

岨みちを夜どほしたどる小鳥狩/瀧春一

青梅雨や修那羅岨みち沢づたふ/西本一都

さんざしの花に岨道夜明けたり/紀野自然生

わたすげに岨道の出でひろがりぬ/八木林之介

盆まへの岨道鳶の影落つる/『定本石橋秀野句文集』