雌鶏めんどりに関連した俳句の例をまとめました。
雌鶏めんどりを含む俳句例
雄鶏よ雌鶏よ今日啄木忌/原田喬
節分がくる雌鶏の声聞けば/原田喬
めんどりに真水が見ゆる祭前/菅原鬨也
めんどりに貝殻食はす桜かな/小川軽舟
めんどりにして蟷螂をふりまはす/飴山實
めんどりの尻蹴つてああ夏の果/藤田湘子
めんどりの盗みあるきや苗木市/北村仁子
冬帽子めんどりを背に感じをり/永島靖子
古草をかき鳴らしてはめんどりら/原田喬
めんどりをひねる卯の花腐しかな/後藤貴子
犬蓼やめんどり納屋に入りしまま/永方裕子
柘榴哄笑す雌鶏しろき卵を抱けば/富澤赤黄男
めんどりにをんどりがゐて秋の空/九鬼あきゑ
めんどりのそそくさとして注連飾る/河村正浩
めんどりの首立ててゐる罌粟の昼/鷲谷七菜子
着ぶくれてなんだかめんどりの気分/正木ゆう子
めんどりよりをんどりかなしちるさくら/三橋鷹女
陽炎めんどりは思ふことを鳴かずあるさま/安斎櫻カイ子