赤道/に関連した俳句の例をまとめました。
赤道/を含む俳句例
海の話赤道祭や西瓜割る/及川貞
飛や赤道越えし潮の色/皆川白陀
初旅の今赤道を越ゆるなり/南葉月
白靴の旅に赤道通過証/小河きよ子
赤道の上に並ぶや雲の峯/正岡子規
赤道へ旅立つ朝の根深汁/山本喜朗
赤道や宿舎に持参の蚊遣香/棗楕伊
赤道を越えて露けき旅給ふ/斉藤淑子
赤道下かくは戦ひかく日焼け/及川貞
香水を強く赤道下に住める/上崎暮潮
赤道を越えて帰りて秋の野に/堀口俊一
びっしりと異神の赤道都市夜涼/伊丹公子
元朝や赤道越えし日もありし/石山房二郎
鰐の退屈みている赤道の風のなか/伊丹公子
かんしゃく持ちの教授に赤道通過證/夏石番矢
椰子ジュースひたひた赤道近くの音/伊丹公子
赤道の匂い夜のテンブース見下ろせば/伊丹公子
赤道切つてグレープフルーツ頂きます/櫂未知子
指呼の赤道いつしか手紙をながく書かず/伊丹公子