掻き氷に関連した俳句の例をまとめました。
掻き氷を含む俳句例
象潟の厩浮雲かき氷/斉藤夏風
かき氷大平洋を眺めては/大林清子
かき氷巨き洞窟つくるべし/辻桃子
かき氷哀し風紋の呪術の端/伊丹公子
かき氷粗きを契し湖北なる/亀井糸游
かき氷食ひ桔梗の花を見る/田中裕明
かき氷匙音立てて甘つたれ/大木あまり
かき氷幸せさうな愚痴を聞く/平林孝子
山里のバスを待つ間のかき氷/竹内光江
床几にて僧が食べゐる掻き氷/塩川雄三
かき氷さくさく減らし同世代/大木あまり
かき氷せりせりとあり銀座の昼/伊藤敬子
かき氷のみよく売れる駅前店/八木下ヨネ
かき氷顎つきあげてしびれくる/清水静子
奈良の樹々隙間かゞやく掻き氷/右城暮石
かき氷くづしどうでもよかりけり/奥坂まや
かき氷ばかりが売れて売りきれて/豊田淳応
かき氷ほろと崩れて美濃にあり/藤田あけ烏
かき氷キウイを添へてアラカルト/久米谷和子