呵々大笑に関連した俳句の例をまとめました。
呵々大笑を含む俳句例
焙らるる蛤遂に呵々大笑/桝井順子
芒野に呵々大笑すさみしきか/鷹女
人頭呵々大笑百現身の陰門/田中信克
何ごとも呵々大笑の生身魂/岡本輝久
僧二人呵々大笑の青みどろ/永末恵子
呵々大笑しても崩れぬ霜柱/高橋初風
白梅や呵呵大笑のごと夕陽/仙田洋子
街裏に呵呵大笑や割れ石榴/瀬戸峰子
年寄に木の葉拾はせ狐呵呵/星野石雀
烏瓜呵呵と揺れゐるおぼれ谿/石寒太
皿におく呵々大笑の石榴かな/豊田都峰
他国語と自国語と呵々花の山/富田美和
呵々と笑ひたるは欅か寒満月/橋本榮治
吾も呵々柘榴も呵々と笑ひけり/泉田秋硯
呵々と笑い互いに笑い銃をもつ/橋本夢道
桐の花呵々と火中の手紙かな/小檜山繁子
踊り子の呵々と男に戻りけり/鳥居美智子
呵呵大笑春の風邪など何処へやら/小林牧羊
呵々と寒し君もマッチを持たざるか/林原耒井