噴火に関連した俳句の例をまとめました。
噴火を含む俳句例
桜島大秋晴の一と噴火/宮田蕪春
くらやみの噴火の天に栃の花/滝春一
九重山噴火激しき牧閉す/小瀬千恵子
噴火灰拭う雑巾冬の晴/長谷川かな女
山眠る噴火の怖ささらしつつ/安原葉
山眠る噴火名残の蒸気上げ/上柿照代
長き夜や針を狂はす噴火音/宝亀重子
噴火烟町に降るなる冬日かな/吉田冬葉
鴨帰る噴火に人は疲れゐむ/金箱戈止夫
わかるるや月の噴火の黝き跡/田邊香代子
噴火まのあたりに神の旅立たる/長野深郷
噴火後の紫陽花に降る雨ふとし/脇本星浪
噴火部落の学級叫ぶアイウエオ/三橋敏雄
大根干す繩たるみたり噴火雲/殿村莵絲子
迅風無尽の凍て崖を墜つ噴火煙/石原八束
噴火せしあとのさびしさ山開き/加倉井秋を
通草咲きかなしき噴火ものがたり/勝又一透
夜のダ/カポダ/カポのダ/カポ噴火のダ/カポ/高柳重信