天と地を使用した俳句

天と地に関連した俳句の例をまとめました。

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天と地を含む俳句例

天と地の境は浅葱雪の果/石嶌岳

鮑とる一舟天と地のあはひ/原裕

天と地の間に丸し帚草/波多野爽波

天と地の一枚闇に星流る/つじ加代子

天と地の打ち解けりな初霞/夏目漱石

天と地の間の金魚玉の水/粟津松彩子

お松明火鳴り天と地圧しけり/中島美也

天と地と中に息して花あかり/角川春樹

天と地の接点に在る木守柿/小泉八重子

天と地を霞のつなぐ乳母車/河原枇杷男

天と地に別れ別れに十三夜/阿部みどり女

天と地のいづれ明るし仏生会/神尾久美子

枯れ果てて煙突天と地をつなぐ/仙田洋子

天と地といづれさみしき雪吊は/小川双々子

天と地の間にうすうすと口を開く/中村苑子

天と地を結びてしだれざくらかな/池田秀水

天と地をつなぐ枯木となりにけり/西村てる子

焼けおちるいま天と地のつまようじ/折笠美秋