鍵束に関連した俳句の例をまとめました。
鍵束を含む俳句例
毛衣の男が鳴らす鍵の束/有働亨
法廷の三寒四温鍵の束/江草一美
鍵束も冬至仕舞ひの兜町/庄司圭吾
鍵束を鳴らし女達に雪解/対馬康子
鍵束を鳴らす園丁燕来る/白地恭子
堂塔を花へ開けんと鍵の束/川崎展宏
悴みし手に残業の鍵の束/長谷川史郊
月の道無用の鍵束持ち歩く/攝津幸彦
鍵束を鳴らす漢は冬怒涛/佐々木義雄
引出しへ落とす鍵束冬の雷/専徒えつこ
祈ることなし鍵束を持ち歩く/三宅三穂
鍵束を鳴らす守衛の四温かな/山田弘子
壜に溜まるほどの星屑鍵の束/正木ゆう子
寒い鍵束おのおの持ちて鳥の群/栗林千津
缶ビール濡れた手で持つ鍵の束/二村典子
鍵束を河口に鳴らし雪待つか/加倉井秋を
雪ばんば追ふ子の鳴らす鍵の束/松村富雄
秋も行くと鍵束鳴らしながら言ふ/加倉井秋を