真竹に関連した俳句の例をまとめました。
真竹を含む俳句例
声活きて青竹真竹南風の中/裕
立冬や真竹の縄目締め揃へ/加藤耕子
わが柩春の真竹で作るべし/大木あまり
春夫忌や真竹黒皮脱ぎ散らし/伊藤静代
真竹より陽の匂ひ立つ春社/荒井美和子
石鹸に真竹の香り寒波くる/高橋あゆみ
夜すすぎの一身真竹の匂ひなり/熊谷愛子
女竹より真竹にふかし梅雨の雨/石川桂郎
寒晴の海をそびらに真竹割る/武井美代子
小屋組の真竹のあをし一の酉/塩谷はつ枝
東風吹くや真竹まじへし雑木山/尾崎迷堂
籠に編む真竹篠竹白露の夜/きくちつねこ
諏訪口をうしろに冬の真竹割り/飯田龍太
一月が真竹のごとく立ち上がる/ほんだゆき
東風吹くや真竹あかりといふ幽さ/岡本菊絵
結ひ直す垣も嵯峨野の真竹なる/岩田政之助
かたつむり真竹三尺ほどのぼる/長谷川久々子