翌日に関連した俳句の例をまとめました。
翌日を含む俳句例
箱庭の翌日の早人傾ぎ/高浜虚子
とむらひの翌日の用帚草/小原俊一
敬老の日の翌日に子の電話/鎌田勝
あふむいて眺る翌日の落葉かな/也有
家々や翌日の祭の古簾/長谷川零餘子
桃の日の翌日もまた美しき/小西昭夫
穴まどい見し翌日の好天気/山田雲洞
翌日もある浮世か嵯峨の釣干菜/二柳
寄席にゐて身の翌日思ふ夜寒かな/龍雨
小豆粥翌日も食べ飽かざりし/秋山閑歩
立春の翌日の虹君知るや/阿部みどり女
翌日の空どちらへならむ朧月/横井也有
行年の翌日あく芝居灯しけり/増田龍雨
翌日しらぬ日和を花の盛りかな/井上井月
翌日しらぬ身の楽しみや花に酒/井上井月
麦蒔きし翌日強き霜を見る/阿部みどり女
逗留を雪解の門や翌日は起つ/長谷川零余子