肛門に関連した俳句の例をまとめました。
肛門を含む俳句例
肛門をゆるめて淋し夏燕/攝津幸彦
肛門を今蔵いけり夏の空/永田耕衣
怨霊に肛門あるべし春の暮/あざ蓉子
銅鏡の汝が肛門をうろ覚え/攝津幸彦
凌霄に猫のあかるき肛門よ/大木あまり
少年の肛門より降霊術の朝靄/江里昭彦
枇杷の肛門すすり家族ら霊迎/江里昭彦
人工肛門午の祭へ提げてゆく/松本光太郎
友よ芒の肛門なびく空をみたか/西川徹郎
肛門に柱があるから落穂を拾う/夏石番矢
裂かれたる猪の肛門薔薇色に/宮丸千恵子
夢みるや肛門に密着するすべり台/安井浩司
人口肛門のおなら優しき師走かな/秋元不死男
校庭六月肛門もきんせんかも咲いて/西川徹郎
父の肛門へ葬花詰め込むまつぴるま/西川徹郎
神話の残りを落雁として耳鼻肛門へゆく/加藤郁乎