橋桁に関連した俳句の例をまとめました。
橋桁を含む俳句例
冬川の低き橋桁水洗ふ/高木晴子
橋桁に膨み上る春の潮/川口利夫
夏の夜や橋桁焦がす船篝/野村喜舟
橋桁に水の渦まく葛の花/栗山妙子
橋桁の忍は月の名残り哉/松尾芭蕉
雀の巣浮間の橋の橋桁に/鈴木花蓑
橋桁にさより網干す信濃川/小林俊彦
橋桁に舟つながるる春の雨/西村和子
橋桁に触るる斎串や川祓/武田紀久江
橋桁に触れて音生む水の秋/福川悠子
橋桁や日はさしながら夕霞/立花北枝
菜の花や橋桁舐めて水明り/鈴木花蓑
黄落の街橋桁より昏れる/小池龍渓子
橋桁に嵌まる風景鯊を釣る/加藤三七子
橋桁に雪の詰まるや雪解川/中戸川朝人
橋桁を風吹き抜ける一気に夏/石川文子
父よ橋桁ささくれだちて霜日照る/友岡子郷