博物館に関連した俳句の例をまとめました。
博物館を含む俳句例
葉桜や一宙劃る仏の手/槐太
節分や博物館の日本刀/福島壺春
春浅き門黄昏れて博物館/島田青峰
鳥渡る博物館の林かな/河東碧梧桐
はつとする博物館や木下闇/正岡子規
ミイラ展混む春陰の博物館/宮本正義
博物館門牌はづす秋の暮/佐野青陽人
花時の博物館をのぞきけり/青木月斗
博物館明治村帝国ホテルの水馬/的野雄
東京國立博物館の野蒜食ぶ/佐々木六戈
雪霏々と博物館をいそぎ見て/京極杞陽
阿片そこにくらく乾いて博物館/伊丹公子
さみしさにときどき人吸う博物館/仲上隆夫
博物館で触れたカヌーの木の温度/伊丹公子
雪を来て奈良博物館に入りにけり/野村喜舟
あたたかき春のはだれは今日ひと日博物館の芝にのこりぬ/清水房雄