時計塔に関連した俳句の例をまとめました。
時計塔を含む俳句例
時計塔聖夜の雪を粧ひて/大東晶子
時計塔霞みつつ針濃ゆく指す/青邨
去年今年相あふ針の時計塔/大東晶子
時計塔西日真向ふ刻を指し/西村和子
秋晴や風失定まる時計塔/八木三日女
蹴球や冬天に見る時計塔/柴田白葉女
鴨の川の未明や獄の時計塔/松村蒼石
時計塔より春昼のオルゴール/高橋一東
時計塔炎上の舌雲に吸われ/八木三日女
時計塔立ちて萎えゆく苗木市/萩原麦草
時計塔見てゐてかげる霜の波/石原八束
時計塔青嵐湧きつ吹きわかる/桂樟蹊子
アカシアの花影揺るる時計塔/前田/白雨
蒸気時計塔噴く街頭音楽士弾く/伊丹公子
ロベリアの白をめぐらす時計塔/つじ加代子