上目遣いに関連した俳句の例をまとめました。
上目遣いを含む俳句例
雪代を渉るべく上目して/岸田稚
一政の上目使ひの鮃かな/高澤良一
春浅き鮃の上目使ひかな/八島岳洋
紅蜀葵上目づかひに山童女/岸田稚
紅蜀葵上目づかひに峡童女/岸田稚
敗戦日人を上目に豚が見る/川口重美
老犬の上目づかひの秋の雨/行方克巳
杏隠す上目づかひの仔犬かな/谷口桂子
綿虫や上目づかひの少年期/舟越とみ子
緋目高の上目遣いに逝くなんて/糸大八
谷の貂上目づかひに走りけり/松林朝蒼
おはらひを上目づかひに七五三/高橋博夫
明け近く星減りしこと稲架の上/目迫秩父
紅梅の上目づかひに咲いてをり/今本まり
踏まれたる邪鬼の上目や十三夜/七田谷まりうす