初金毘羅に関連した俳句の例をまとめました。
初金毘羅を含む俳句例
汗ばみて初金毘羅の段登る/三谷美子
雪ながら初金毘羅の雑沓に/池田光枝
ながし樽初金毘羅にとゞきけり/森婆羅
ビルの稜初金毘羅の燈を囲み/有馬籌子
初薬師初金毘羅と逢ひ貯めて/鈴木栄子
初金毘羅屋台の暖簾波に蛸/金子蛙次郎
刻を待つ初金毘羅の出仕巫女/麻野太十
下駄ひきて初金毘羅の石だたみ/村沢夏風
初十日雪の鳥居をくぐりけり/香西鹿毛郎
初金比羅みな舞台より海を見る/斎部薫風
初金毘羅一刀彫で恵比須笑む/砂井斗志男
初金毘羅髪切るほどの願もなく/佐藤仙花
辻埋めて初金刀比羅の植木市/富岡掬池路
灯を入るゝ初金比羅の仁王かな/井川木仙子