初七日に関連した俳句の例をまとめました。
初七日を含む俳句例
初七日の百畳敷の寒さかな/河合順
初七日の吉男の天の星祭る/館岡沙緻
尉鶲二度来て日暮初七日/小林わたる
忽と逝き忽と初七日花擬宝珠/塩崎緑
初七日の雨に濡れゐる星の竹/館岡沙緻
初七日も雨に送りぬ冷し瓜/上田五千石
夕がほになほ初七日の遅れ客/荒井正隆
桜植ゑて母の初七日夕あかり/奈良文夫
蘭一花買ひ初七日の春の月/和田耕三郎
初七日やほくほくと噛む栗の飯/山田弘子
初七日や父の小鳥ら巣籠りて/肥田埜勝美
叔母の初七日蜩の谷地に居り/田川飛旅子
名月のけふ初七日のほとけかな/久保田万太郎
春火桶初七日の手をかざしけり/久保田万太郎