鳩時計を使用した俳句

鳩時計に関連した俳句の例をまとめました。

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鳩時計を含む俳句例

鳩時計鳴るや早寝の宵戎/赤尾兜子

うららかや啼き忘れたる鳩時計/民三

春の野へ胸開きたる鳩時計/東一碧紅

春愁や鳩の出て来ぬ鳩時計/宮脇白夜

鳩時計ひびく座敷や日短か/山本洋子

ぼろ市の叩いて鳴らす鳩時計/大谷長平

冬麗らまのびして打つ鳩時計/熊倉陽子

十二打のあと又うらら鳩時計/山岸治子

梅雨に入る鳩時計ほど鳰啼いて/樋笠文

鳩時計暮れ飛ぶ雪はみなほそし/有働亨

鳩時計母亡き春の朝を告ぐ/伊東ふじを

遅日かな亡き父に啼く鳩時計/沼尻巳津子

枯野に日戸をあけて鳴く鳩時計/秋元不死男

鳩時計啼かぬ日もあり梅酒古る/谷村久美子