銀紙を使用した俳句

銀紙に関連した俳句の例をまとめました。

スポンサーリンク

銀紙を含む俳句例

春寒や花輪の裏の銀紙は/野村喜舟

片陰に莨銀紙落ちてをる/京極杞陽

銀紙の燃え残りけり夕桜/小川軽舟

銀紙の皺の真実六日かな/長崎静江

産み月の銀紙で焼く二枚貝/石塚真樹

鶲来て空の銀紙鳴らしけり/望月英男

沼を逸れ婆銀紙となりにけり/星野昌彦

銀紙でつくる灰皿梅雨の航/磯貝碧蹄館

銀紙を切る月光は切り裂かる/対馬康子

九月ゆく銀紙色の日をつれて/津沢マサ子

銀紙にどらえもん描き鳥威し/日野きよえ

銀紙はおしゃべりビルに月おぼろ/江田立美

雪降るや銀紙まきしチヨコレート/藤岡筑邨

幸ひと言へどキャラメルの銀紙ほど/細見綾子