色白に関連した俳句の例をまとめました。
色白を含む俳句例
まんざいや跡の太夫は色白き/梅室
色白き死顔を置く春の家/桑原三郎
みちのくの女色白花りんご/下村梅子
色白におはする母や生身魂/野村喜舟
色白や鬼灯はさむ耳のたぶ/井上井月
蚊遣火に宿かる法師色白し/正岡子規
たそがれの色白鳥に及びけり/山本一歩
べったら漬色白女将の腕ほど/高澤良一
春場所の勝者の背なの色白な/水沼三郎
梅雨いとふ尼色白の夜情かな/飯田蛇笏
花の下みな色白に見えにけり/関根照子
アンネの日記読み継ぎ夏を色白に/中原鈴代
梨咲いて病めばいささか色白に/鍵和田釉子
高きに登る卑弥呼色白なりと思ふ/成瀬桜桃子