湖の色に関連した俳句の例をまとめました。
湖の色を含む俳句例
釣舟に晩秋の湖色深む/金沢葭舟
湖の色かはり~て時雨雲/高濱年尾
白鳥や空が映せる湖の色/石川桂郎
五月富士屡々湖の色かはる/加藤楸邨
斑雪ダム湖の色に重なれり/平松周倭
新涼や山湖の色の靄離れ/大須賀乙字
枯葦の肥後に海なし湖の色/古舘曹人
雪解水注ぎ山湖の色となる/山田弘子
火口湖の色吹き替はる秋の風/高澤良一
涼やかに湖の色ともガレの皿/白澤よし子
櫂の音冴えまさり湖の色ふかし/荻原井泉水
湖の色すでに寂びたり曼珠沙華/水原秋櫻子
紫雲英田を湖の色より低く見ぬ/米沢吾亦紅
霧こめて火口湖の色のぼり来る/中戸川朝人