鯖街道に関連した俳句の例をまとめました。
鯖街道を含む俳句例
鯖街道廃家茎石のみ遺す/久保武
足音も鯖街道の夜長かな/榎本好宏
このあたり鯖街道や冬構/小島みつ代
へしこ焼く鯖街道や虎落笛/玉木芳子
狐火や鯖街道は京を指す/加藤三七子
鯖街道い行けば雪に火の椿/橋本榮治
鯖街道すこし外れて梅真白/皿井芳子
鯖街道旅の土産にふぐの鰭/長野敏子
がうがうと鯖街道の雪解川/石田野武男
高稲架に鯖街道のうち晴るる/西村和子
鯖街道朴散つてその北さびし/岡田貞峰
手花火は鯖街道を照らすなり/大峯あきら
秋しぐれ鯖街道をひた濡らす/木下ふみ子
鯖街道外れしところに花の闇/小泉八重子