岬鼻を使用した俳句

岬鼻に関連した俳句の例をまとめました。

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岬鼻を含む俳句例

三月の鳶岬鼻を司る/高澤良一

岬鼻に馬の匂へる青嵐/舘岡沙緻

岬鼻ばかり三陸鳥渡る/大畑善昭

岬鼻に瞽女の道あり冬桜/館岡沙緻

岬鼻を目指す女の夏帽子/館岡沙緻

岬鼻を黒潮洗ふ椿かな/深見けん二

初蝶に潮風つよし岬の鼻/福本天心

白ばえて岬の鼻に風もなし/内田百間

岬鼻に夕日つかの間寒波来ぬ/伊藤京子

春潮満つ暾は岬鼻を廻り込み/日比孝子

道をしへ岬の鼻に出てゐたり/塩川雄三

麦の芽や西日染まらぬ岬の鼻/河野南畦

潮曇る岬鼻の枇杷熟るる日は/松尾崎明美

蒲公英や岬の鼻飛ぶ男鹿の舟/小林黒石礁