神籬(ひもろぎ)に関連した俳句の例をまとめました。
神籬(ひもろぎ)を含む俳句例
神籬によれば鵯なく初詣/岸風三楼
神籬の空の広さの桜かな/黒沢幹雄
神籬を走れる蔦も薄もみぢ/岸風三楼
神籬の白砂にとんで道をしへ/大橋敦子
ひもろぎに玉のごとき日初蹴鞠/大橋敦子
ひもろぎの真昼を昏く滝落つる/山内遊糸
ひもろぎや旧正月のかけ大根/吉岡禅寺洞
神籬によりて凧あぐ賀茂の子は/岸風三楼
神籬に禰宜ぞ手かざし賀茂競馬/岸風三楼
ひもろぎの水を恃みや畠打/吉武月二郎句集
真四角にひもろぎ掃かれ初蹴鞠/藤原日佐子
ひもろぎの低きに梅雨の蝶ふたつ/佐々木光子