王国に関連した俳句の例をまとめました。
王国を含む俳句例
王国は百度滅ぶ花潜/高野ムツオ
アユタヤの王国の庭春の蝿/酒井湧甫
春立ちぬ王国偲ぶ琉歌の碑/国吉貞子
地吹雪や王国はわが胸の中に/佐藤鬼房
槍放ちけり荒野のはての王国へ/須藤徹
落葉松苗王国なせり黄葉して/堀口星眠
土曜日の王国われを刺す蜂いて/寺山修司
夢の涼しさみちのく独立王国は/矢島渚男
胸中に王国を持つきりぎりす/千葉みちる
かつて王国紅型色のこおろぎか/岸本マチ子
われらわすれず王国すぎて田圃にいて/阿部完市
むしろわななけいま縊られる神聖薔薇王国/高柳重信