牛市に関連した俳句の例をまとめました。
牛市を含む俳句例
牛市の売手買手の頬被/浅賀渡洋
牛市や赤い椿が泥の上/藺草慶子
牛市のどこも穂草の曲り角/斉藤夏風
牛市の牛の背中の毛布かな/田丸富子
牛市や二夜とまりて田螺和/中川四明
儲どの程度牛市の露けさは/加倉井秋を
寒月や牛市のこゑまだ宙に/百合山羽公
小屋掛けて牛市あての粕汁屋/浅賀渡洋
牛市がすめば但馬に冬来ると/浅賀渡洋
牛市に但馬の冬ははじまりぬ/京極杞陽
牛市の雪かけて消す大焚火/ほんだゆき
牛市の跡はこべらの盛りなる/佐藤由比古