黄味に関連した俳句の例をまとめました。
黄味を含む俳句例
春隣割りし卵に黄味二つ/安田恒子
人日の椀に玉子の黄味一つ/野澤節子
薬喰い今朝の卵は黄味二つ/富田潮児
採血の跡黄味がかる小暑かな/高澤良一
新涼や割れば玉子の黄味二つ/飯泉葉子
粥にぽと落せし黄味や寒四郎/藤田湘子
卵割る黄味の膨らみ寒明ける/竪阿彌放心
原爆忌割れば卵の黄味ふたつ/松本三千夫
とことはに黄味さす父母や神無月/三橋敏雄
黄味帯びておどろおどろし夕立空/高澤良一
山茱萸と云へば和菓子の黄味しぐれ/高澤良一